三十路からの雑記

三十路になった自分が今思っていること、やっていることを気ままに綴ってみるブログです

転職について考えてみた

30歳にして転職の話をいただきました。

 

職場の元上司が退職後に就職した会社に誘われました。

 

職種は今と同じ人事で、上場準備のために人手を募集しており、給与や採用をメインに担当させてもらえるということです。

 

20代かつ家を購入する前なら飛びついたかもしれませんが、背負うものが増えると安易に決断することが難しくなります。

 

 

自分の考えの整理も兼ねて、転職する理由と迷っている理由を書いていきたいと思います。

 

 

転職に対して前向きな気持ち

スキルアップしたい

現在人事全般を担当させてもらっていますが、所詮は担当者であるので、人事制度の改革や構築、方針の決定といった重要な仕事は当然上司がメインでやることになります。また、人事の仕事以外の管理部門の仕事については一切経験がありません。

新しい会社であれば、人事の専任者がおらず、メインで仕事を任せてもらえそうなことと、上場準備のため様々な仕事に関わらせてもらえるとのことで、自分のスキルをアップさせるにはうってつけの場所だと感じています。

 

 

やりたいことがある

具体的には余り書けないのですが、人事制度全般について色々と試みたいことや挑戦したいことがあります。しかし、今の会社はある程度大きな会社で歴史もあるため、慣習を変えることが難しい面があります。また、経営陣も人事制度については二の次で余り重要視しておらず、いくら提案しても乗り気ではありません。

変化している最中の会社であれば、色々な制度を企画・提案できるのでは無いかと思います

 

 

将来に対する不安

現在の会社はそこそこな規模の商社です。しかも上場しています。なのである程度の安定感はあるのですが、業界の将来が暗いことと、それに対して会社として何も手を打っていない(ように見える)ため、10年後を考えると不安です。

 

もちろんすぐに潰れるような会社ではありませんが、5年後10年後に倒産したり、そうでなくても会社合併などがあった時自分がどうなっているか。(特に合併の可能性は高いのですが、合併した時に一番不要なのが管理部門の人間です)

 

40歳で転職をするのなら今の時期に転職し、新しいことに挑戦したり前述のスキルアップを果たせるかもしれないと考えました。

 

 

転職に対して後ろ向きな気持ち

安定を捨てるということ

私には家族がいて、家もあります。まだまだこれからお金が沢山必要になります。現在の会社の給与は高くはなくてもそこまで不満はありません。おそらくこのまま行けばそこそこ頂けるようにもなるはずです。また、労働条件も決して悪くはありません。

 

一方で話を頂いている会社は上場準備中の企業であり、売り上げは現在の会社の1/20くらいです。(利益は4/1程度と好調なのですが)

転職時の給与は今よりも少し上げてもらえるとのことですが、今後の昇給については不安があります。

 

安定を捨ててまで、将来の不安や自分のスキルアッップといった漠然としたものに賭けてもいいのか。そんな葛藤は非常に大きいです。

  

 

今の仕事にやり残したことはないのか

次の仕事では色々な経験ができると書きましたが、今の仕事でも色々と任せてもらっています。現状にちょっと不満があるから新しい場所に逃げるだけではないのかという後ろめたさもあり、100%の力を出し切ったのかと言われると自信を持って「Yes」とは言えない状況です。

 

 

辞めたら迷惑がかかるかもしれない

今の仕事の主担当は私です。人事の仕事は年単位でスケジュールがあるため、引き継ぎ期間が1ヶ月くらいではおそらく足りません。

私の後任の方は結構大変ではないかと思います。

 

転職する以上そんなことは会社の事情であり、私の後任を育てていなかった会社の責任だと言われればそうなのですが、新卒で入社させてもらいそれなりに恩と愛着があるため、スパっと割り切ることは今はまだ難しいです。

 

 

 

 

と、色々と書きましたが、どちらに気持ちがあるかと言えば、6:4で転職に傾いています。

とは言え家族ともきちんと話をしなくてはいけませんので、まずは奥さんに相談してみたいと思います。

 

 

転職について悩んでいる方と状況や気持ちを共有したいと思いますので、結果がどうであれ事の経緯については記事にしていくつもりです。